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これからの人生設計は不安だらけ?【LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略より】

この間、子どもと一緒に、N〇Kの子ども番組を観ていて驚いたことがありました。

みんなの歌というコーナーで「100年時代」をテーマにした歌がかかったんです。

100年時代とは、寿命が100歳以上の長寿社会のことです。

それを、子どもが当たり前に目や耳にするようになってるんだと、とても驚きました。

我が子は高確率で100歳以上生きてくれる、、、親としてとても喜ばしい可能性です。

さて、自分は今30代ですが、、何歳まで健康に生きることができるのでしょうか?
長く生きることよりも、健康でいられるのかが、一番不安だったりします。

そして、仮に100歳まで生きれるとして、今の人生設計は正しいのでしょうか?

よく、会社の40、50代の先輩が「後10年くらい働けば、逃げ切れる」と話しています。

その度に思います。

「こいつら、人の不安も知らないで好き勝手言いやがって」、と(笑

それは冗談として、100歳までの人生設計が必要だとすると、今の働き方、老後資産運用等は一度考え直した方が良いかもしれません。

なぜなら、今の人生設計は親世代を参考にしている可能性が高いからです。

本記事は、『100年時代の人生戦略 LIFE SHIFT』を参考に100年時代の人生設計を立てる方法についてまとめていきます。

しかし、本書の内容は、一般人が行うにはレベルの高いことが多く書いてあります。

そこで、一般人の私が自分でも、すぐにできる行動も合わせてご紹介します。

少しでも、将来の不安を無くす参考になれば幸いです。

ちなみに本書は分厚く、読了に10時間近くかかりました。。。

目次

これまでの人生設計では不安な100年時代

長寿化する世界

『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』が発売されたのは2016年です。

本書によれば、現在先進国で生まれてくる子どもは、50%の確率で105歳まで生きることができるそうです。

更に、10年ごとに寿命は2、3年ずつ伸びています。

1967年生まれは92~96歳、1987年生まれの可能性は98~100歳、2007年生まれの50%が到達する年齢が104歳とされており、長寿化していることが分かります。

大切な家族と、今よりも長い期間一緒に生きられる可能性が高いことは、素直に嬉しいですね。

しかし、一方で不安点もあります。

すぐに浮かぶ不安点は、老後の資金でしょう。

引退はいつになるのか

例えば、100歳を寿命として、定年を65歳と想定します。

引退後の35年を生きるために必要な資金をためるための必要な貯蓄率は、勤労期間中、毎年所得の25%となります。

手取り30万円なら、7万5千円です。

どうでしょうか?

私は、明日からもう缶コーヒーを飲むこともできなくなります。(泣

ちなみに、この計算は、今の年金制度や、ある程度の退職金を見込むため、人により変化します。(住宅ローンや教育費等が必要になる可能性もあるからです)

ここで必要な考えは、必要な老後資金ではありません。

長寿化する場合は、引退する時期が、今よりも遅く可能性があると認識することです。

それは、働く期間が長いほど、引退に必要となる資金が少なくなるからです。

つまり、100年時代の人生設計では、「老後資金をいくらためる」ことよりも、「引退をどう想定して、何歳まで働くことができるか」が重要になってきます。

日本の年金制度

日本の年金制度は賦課方式(ふか)と言われ、今必要な年金は、今働く労働者から徴収するシステムです。

この方式のメリットとしては、財源の積み立ての必要がありません。

常に、今の労働者がいる限り年金受給者へ年金を支払うための財源を徴収することができます。

しかし、現在日本は超高齢化社会を迎えています。

年金制度がなくなることはなくても、受給できる開始期間がどんどん遅くなる可能性があるかもしれません。

それに今は、NISAやイデコのような国が税制優遇により推奨している資産運用の選択肢があります。

年金をあてにするな、とは言いませんが、反対に年金以外のあてを探すことも必要でしょう。

終身雇用制度の崩壊

終身雇用制度の崩壊は、もはや現代の常識となっていますよね。

どれだけの大企業でも、恐慌レベルの不景気により、大規模の人員削減を行うことが珍しいことではなくなっています。

また、厚生労働省の調べによると、退職金がない会社の割合は19.5%だそうです。(2018年)

5人に1人は退職金がない状況ですね。

もし今後この割合が増えるなら?今勤めている会社の退職金はいくらですか?

終身雇用制度がなくなるということは、これまで当然のようにあった制度もなくなる可能性があります。

漠然と退職金をあてにしていると、いざ老後という時に困ることになるかもしれません。

100年時代における人生設計は不安なのか

教育、仕事、引退のロールモデルは通用しないかもしれない

我々が親世代から一番影響を受けることが、教育、仕事、引退の人生の3ステージの考え方ですね。

もちろん、親世代の人生を今よりも簡単だと言うつもりはありません。

同じ会社で勤めあげるのは、我々若年層の想像以上に難しく、忍耐や能力が必要です。

しかし、親世代のように一つの会社で定年まで働き続ける、もしくは働き続けることができる時代は終わりを迎えようとしています。

その理由の一つが、世の中の変化に合わせて、企業の寿命が短くなっていることが挙げられるでしょう。

現在、企業の平均寿命は23.9年と調査で判明しています。

業種により幅はあり、製造業が33.9年で情報通信業が17.5年、金融・保険業が11.7年というように、変化の激しい業界程寿命が短い傾向にあります。

あなたがどの業界で働くかにもよりますが、一つの会社で働き続けることが難しいことが分かるデータですね。

※東京商工リサーチ調べ

株式会社東京商工リサーチ
2018年「業歴30年以上の『老舗』企業倒産」調査 東京商工リサーチが長年蓄積してきた企業情報、倒産情報および公開情報等に基づき、独自の視点に立った分析をレポートにまとめて発表しています。

マルチステージ

マルチステージとは、自分のキャリアを見直しながら働いていく生き方です。

100年時代に、あなたが働く必要がある期間は、想像以上に長いかもしれません。

もし、親世代と同じ勤労期間だと考えると約40年です。

しかし、勤労期間が60年になったらどうでしょう?

企業の寿命が短くなっている現代で、長くなった20年間、同じスキルや経験が通用するのでしょうか?

そこでマルチステージが登場するわけです。

マルチステージでは、働く期間の間、自分のキャリアを見直す期間を作ります。

それは、転職や勉強する期間を作る等、様々な方法で行われます。

パートナー

マルチステージを生きるためには、パートナー同士が自立して仕事をすることが、明確な解決方法の一つだと言われます。

それもそのはずで、2人で老後資金を貯めるほうが1人よりも効率的です。

更に、どちらかが転職や仕事を一時的に辞めたとしても、最低限の生活費を確保することができます。

そして、一番の恩恵は、自分達に今後必要だと思われる転職や勉強をする時に、お互いが金銭的にも精神的にサポートをしあうことができることです。

この方法は、パートナー同士が社会的に自立したスキルや立場を持つことが必要となるでしょう。

本書では、パートナーをしっかり選ぶことはとても大切だと述べています。

それは、もし自立ではなく依存しあうパートナーの場合、共倒れになる可能性があるからです。

しかし、女性の場合は、出産や子育ての期間を経る可能性がとても高いです。

マルチステージを生きるために、自分のキャリアや復職に理解のあるパートナーを選ぶことが大切ですね。

国が推奨している副業

副業は、親世代の教育、仕事、引退の3ステージにはなかった人生設計でしょう。

そして、副業はマルチステージを生きるために、活用する必要性があります。

現在では国が副業を解禁するように企業へ呼び掛け、大手企業もどんどん副業を認め始めています。

副業の良いところは、本業では難しいリスクを踏めるところでしょう。

例えば、本書で語られるエクスプローラーやインディペンデントプロデューサーの期間を容易に作ることができます。

今後の人生設計では、副業は単なる収入を目的とするだけではありません。

マルチステージを生きるために必要なキャリアを積むための方法としても欠かせないものになると思います。

大きな決断は先送りになっていく

親世代は、20代30代で結婚や子づくり、住居の購入、住む場所の固定化等、人生の大きな決断を行っている場合が多いです。

20代で家を建てている方も多いですね。

しかし、100年時代の人生設計の場合、これらの決断は先送りになる可能性があります。

親世代の引退は60歳を想定していました。

今とは違い20、30代の早いうちに決断をしなければならない理由がありますね。

子どもを育てたり、住宅ローンの返済等です。

現代よりもステージが短いため、その分若い年齢で決断をする事柄が多かったと思います。

しかし、我々の世代では、引退時期が遅くなるため、将来の自分のために選択肢を残す必要があります。

例えば、早い段階で住居を構えてしまうと、仕事に合わせて転居を行いにくくなります。

それは、マルチステージで様々なキャリアを積む際にネックとなる可能性があります。

住居を構えることは、昔と違い、自分のキャリアの足を引っ張る負債となる可能さえあるのです。

もちろん価値観は人それぞれですが、ここでは100年時代を想定しての話とさせていただくためご了承下さい。

不安を解消するために100年時代で必要な資産は2つ

ここでは、個人が所有する資産をおおきく2つに分けて考えます。

先にお伝えしておくと、どちらの資産もバランスよく持つことで、人生の幸福度が上がります。

有形資産

お金や住居、車等の形のある資産です。

持ち家が資産に入るかどうかは、現在とても賛否が分かれますが、ここでは有形の資産として考えます。

親世代の教育・仕事・引退の3ステージでは、終身雇用という1社で働き続けることが当たり前でした。

そのため、人生の大きな買い物である家や車を早い年齢で購入することが一般的だったようです。

それに、早く家や車を所有することが、社会に対してのステータスにもなっていたようです。

つまり、目に見える資産をどれだけ持っているかが、重要視されていました。

しかし、面白い研究データがあります。

本書によると、経済成長が進んでいる国で、国民の幸福度を図る調査を行ったところ、幸福度はそこまで高い数値ではなかったようです。

このことから、経済成長によりお金などの資産が豊かになっても、人間の幸福度には直結しないことが分かります。

つまり人間は、お金や物を所有するだけでは、満たされないのでしょう。

無形資産

無形資産とは、有形資産とは異なり、形としては分かりにくい資産です。

ですが、100年時代を生きる我々にとっては、有形資産と同じくらい重要なものです。

本書では、無形資産は特徴ごとに3つに分けられています。

  • 生産性資産 仕事に活かせるスキルや知識
  • 活力資産 人間関係、心と体の健康
  • 変身資産 100年時代を生きるために、自分を変えていくための力

この3つの無形資産は、目に見えず、お金に換金することもできません。

しかし、人生を豊かにするためには必須の資産であると言えます。

特に、人間関係が良好なほど、人生の幸福度は高い傾向にあるようです

100年時代では、無形資産は意図して管理していかないと、消耗し続けていくでしょう。

100年時代の人生設計では、家族や友人との関係を上手く築けなかった場合、長い期間孤独にすごさなければならなくなります。

心を許せる家族や仲間がいないのは、さびしいことではないでしょうか?

更に、自分の健康を顧みずに働き続け、不健康な人生の期間が長い場合、苦しい生活となります。

自分の健康に気を付け、近しい大切な人と良い人間関係を築くことで、長い100年時代の幸福度は上がるでしょう。

しかし、有形資産を軽視するわけではありません。

むしろ、無形資産を充実させることで、仕事や人間関係を成功させ、有形資産を手に入れる。

これこそが、今後の100年時代の人生設計のカギだと思います。

余談ですが、私がパートナーとの関係作りのために意識していることはこちらです。

100年時代の人生設計ですぐにできること5選

働き方の見直し

100年時代の人生設計だからと言って、あなたにとって100点の仕事を探す必要はありません。

現実的に、就ける仕事はこれまでの経験やスキル、適性により理想通りに行かないことが多いと思います。

では、何を重視するべきでしょうか?

これは、あなたの価値観にもよりますが、いくつか候補があります。

自分の時間をしっかりと作れるワークライフバランスを確保できる仕事

あなたの市場価値を高めてくれる仕事

あなたのモチベーションが高く維持できるやりたい仕事等です。

自分がどんな働き方をしたいか?どんな仕事をしたいかよく考えて、キャリアを作っていきましょう。

副業

マルチステージで必要なことは、時代に合わせたスキルや経験の獲得です。

しかし、本業をかんたんに転職することができない場合も多いと思います。

家族や個人の事情など、コントロールできないこともあるからです。

そんな時、副業ならリスクなく、経験やスキルを手に入れることができるかもしれません。

今は、副業サラリーマンやパラレルワーク等の言葉も主流になってきています。

クラウドソーシングでは、ライティングから営業代行、WEBページ作成等の案件が多く募集されています。

本業の働き方を変えることができない場合でも、かんたんに機会を作ることはできます。

1日1時間の時間を確保して、これまでできなかったことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

クラウドワークス では、副業初心者でも挑戦できる案件が豊富に揃っているのでおすすめです。

資産運用

老後資産は2000万円必要と言われて、一時期大騒ぎになりましたね。

しかし、今後、年金制度が変わったり、退職金がない会社が増えていく可能性は高いです。

引退する時期によっては、2000万円では足りない可能性が高いです。

そのため、日本は自分で年金や資産を運用できる制度を用意してくれています。

税制優遇の恩恵が受けらえれる、つみたてNISAやイデコと言った資産運用方法です。

本書によると、資産運用の年利は3%で計算されています。

これは、月々3万円を20年間、年利3%で運用した場合、約1000万円になる計算です。

本書で触れている資産運用は、長期投資を前提としており、手数料が安い株式や投資信託を購入するように書かれています

上記で述べたつみたてNISAやイデコでは、本書で述べられているような資産運用ができる可能性が高い制度です。

もちろん、多少のリスクはあるため、今の資産との兼ね合いも考えて慎重に行う必要があります。

しかし、つみたてNISAやイデコは、国が推奨している制度でもありますので、検討する価値は十分にあるでしょう。

支出の見直し

現在、月の収入に対して支払いが高い方は要注意です。

人間は、一度上げた生活水準を下げることに、強いストレスを感じます。

特に、仕事する期間を終えて、引退のステージに入ったときに強い影響が考えられます。

仕事する時間のないまま、自由な時間が増えてしまうと、散財する可能性があります。

そして、月の収入はなくなるのに、支出が高い生活習慣では、資産がそこを尽きてしまうかもしれません。

現在の固定費(家賃、ローン、携帯料金、保険 等)を見直すだけでも、すぐに月の支出の節約になります。

収入の10~20%を貯蓄に回せるように、家計や無駄な支出がないかの見直しをしてみるのが良いでしょう。

コミュニティの形成や参加

本書では、新しい情報や可能性は、新しい人的ネットワークから得ることができると言われています。

特に、昔からの関係性は互いの人間性が分かっており、居心地が良いです。

しかし、新しいコミュニティでは、互いに気を使う必要はありますが、目的が合って参加している場合が多く、コミュニティ独自の人間関係や情報収集をすることができます。

深い人間関係だけでなく、興味のあるところに参加してみることも、人生を豊かにするポイントでしょう。

終わりに

不安が大きい、ライフステージが長期化する100年時代の人生設計についてまとめてきました。

  • 親世代の人生設計は参考にならなくなってきている
  • これからの100年時代の人生設計をする必要がある
  • お金や家にこだわらない
  • 自分の健康や人間関係を築くことを大切にする
  • 今の働き方を見直してみる
  • 副業でスキルや経験を手に入れる
  • 支出の見直し
  • 新しいコミュニティへ参加してみる

ライフシフトという言葉の通り、人生設計は変化していきます。

人によっては、不安が先走ってしまう方もいるかもしれません。

しかし、月並みですが、あなたが100歳の時に健康で豊かな生活を送るためには、今から準備をすることが大切です。

100歳のあなたが、いまあなたのやっていることや考えていることを、どう評価するのでしょうね?
自分に一番厳しい、未来の自分の視点で、今の人生設計を考えてみると緊張感が出てきませんか?

本記事やご紹介した『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略より』を参考に、良い人生設計について考えてみて下さい。

いたずらに不安がることはなく、今できることから始めれば良いと思います。

私は、ザ・中流のサラリーマンですが、本書を読んで、改めて家族や友人、仕事の大切さが分かりました。

ぜひ一緒に、100年時代を楽しめるような人生設計を作っていきましょう。

本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!

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この記事を書いた人

営業職をしている30代の会社員です。
当ブログでは、仕事、転職、子育てについて経験や勉強したことを発信していきます。
よければ、お役立てください。

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