今回のテーマは、「転職活動で心が折れる瞬間とその対策」です。
転職活動は、自分一人の孤独な戦いです。
私自身、これまで2度転職をしており、現在は人材サービス会社の法人営業として働いています。30代半ばでも転職活動をして、複数社から内定をいただくこともできました。
しかし、どの転職活動でも、心が折れそうな瞬間が多くありました。
私の周囲でも、これまで転職活動が上手くいかずに、心が折れて、そのまま転職活動を辞めてしまった方も見てきました。
この記事では、そんな『転職活動中に疲れて心が折れる瞬間』をまとめていきます。
その上で、心が折れて転職活動を辞めることのないように、どうすれば心が折れそうな時に、気持ちを立て直せるかもご紹介します。
皆が、孤独な戦いをしています。
転職活動で心が折れそうな体験をしているのは、自分(あなた)一人ではありません。
本記事では、私が心が折れそうな時に、気持ちを立て直すために実際にやってよかったこともご紹介します。
あなたが転職活動に疲れ、心が折れそうな時は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
転職活動で心が折れる瞬間ベスト5

心折れる瞬間第5位 書類選考で落ちまくる
転職活動で最初の関門は、書類選考ですよね。
そして、書類選考は、エグイくらい落ちます。
本当にエグイくらいに。。。
始めに登録した転職エージェントの担当さんから、「気になった求人は、どんどん応募してくださいね」と言われて、素直な私は紹介求人を見ながら10社程度応募しました。
翌日、応募した求人について「書類選考の結果」というタイトルで、担当さんから5、6社連続で不採用の結果が届いた時には、軽く○意を覚えました。

え!? すぐにこんなに落ちるの!?
どこの会社にも求められてないみたいで心が折れそう。。。
しかし、周囲の友人に聞くと大体同じで、書類選考ではかなり落ちてしまうみたいです。
そのため、順位は低めです。
心折れる瞬間第4位 面接で落ちる
やっとの思いで、書類選考を通過します。
次にやってくる関門は、面接です。
実際に、企業の面接官とコミュニケーションをとるため、書類選考よりもハードルが高いですね。
そして、ここからがようやく本番です。
しかし、信じられますか?
面接は、応募する企業1社につき、2~3回あるのが普通なんですよ!
もはや、自分のために、たくさん時間をいただいて感謝です。
書類選考よりも心が折れるポイントは、実際にコミュニケーションをとった上で落とされることです。
なんとなく、面接を通して自分を否定された気持ちになるのですよね。

あんなに話せたと思ったのに、どうして落ちたんだろう?
しかも、この関門を企業ごとに、複数回通らなければならないプレッシャーが常に付きまといます。
このことから、第4位とします。
心折れる瞬間第3位 応募している面接がすべて落ちた時
書類選考を通過して、面接も1次、2次と頑張ります。
すべて落ちます。
おや?

次の予定がないぞ。。。
全ての面接で落ちています。
もちろん、スケジュールを見直しても、面接の予定が入っているわけはありません。
面接が重なっているときは、面接対策やスケジュール調整などで、かなり忙しいく感じます。
その分、急に予定がなくなると、「やることがなくなった、、、」と空虚な気持ちになりますよね。
心がポキっと折れやすい瞬間です。
あれだけ頑張った書類選考も、面接も、すべてダメだったのですから。
恐らく、転職活動を諦めた方は、この理由が多いのではないでしょうか?
次の見込みが立たなくなるのは、かなりきついです。
でも、だからこそここが踏ん張りどころです!
人により、気持ちの立て直しが難しいこともあるため、第3位です!
心折れる瞬間第2位 応募したい企業が無くなった時

うわあああー!!!応募したい企業が無くなったーー!!!
一瞬泣きたくなるくらい焦ります。
おそらく、転職エージェントや転職サイトを登録が1、2社程度のときに発生しやすい現象です。
私がそうでした。
転職エージェント1社にしか登録しておらず、視野が狭い状態だったのです。
転職エージェントや転職サイトは、少なくとも志望する業界や保有するキャリアに合わせて3、4社は登録することをおすすめします。
それぞれで一長一短があり、得意な求人の種類やサービス内容に違いがあるからです。
これを書いている現在はコロナ禍の不況下で、求人数はまだ少ないそうです。
今転職活動をするのであれば、可能性を広げるために尚更複数の転職エージェントや転職サイトに登録をした方が良さそうですね。
第2位でした!!
そもそも応募できなければ始まらないため、順位は結構高めです。
心折れる瞬間第1位 志望していた企業から不採用連絡をもらった時
心が折れる瞬間第1位は、大本命の企業から不採用をもらうときです。
これは本当にショックです。
しかも、面接で2次や最終まで通過していた場合は尚更ですね。

もう少しだったのに。。。
志望する業界の中で、特に行きたい企業というのは転職したい理由そのものです。
一生懸命、業界や企業研究をして、企業理念や企業のブログを読んで。。。
在職中のため、少ない時間を利用して必死に面接対策をしたあの日々。
間違いなく、心が折れるレベルは最高値です。
ポキっというよりは、ボキっという音が聞こえてきそうです。
転職活動で心が折れないための順位別対策

5位対策 書類選考で落ちまくるときは?
未経験の業種へ応募したときの、書類選考の通過率を知っていますか?
私が複数の転職エージェントに確認したところ、10%程度でした。
そして、10%という数字は、書類選考通過率の平均値だそうです。
つまり、未経験の業種へは、10社応募しても通過するのは1社程度ということですね。
しかし、あなたのキャリアと応募する業界・企業との親和性が高ければ高いほど確率は上がります。
事実、私は自分のキャリアに近い業種・職種に応募したところ、通過率は90%でした。
あなたが応募している業種・職種により、書類選考率は変わります。
もし未経験の業種・職種への応募で通過率が10%の場合は、必要以上に気にする必要はありません。
しかし、もし同業種・同職種でも通過率が悪い場合は、履歴書と職務経歴書に問題がある可能性があります。
転職エージェントに無料で添削を依頼できるため、活用してみて下さい。
本当に登録すべき転職サイトはどこ!?サポートも充実したおすすめのエージェントを紹介
→【大手を比較】無料の転職サポート!おすすめの転職エージェント&求人サイトを紹介します
4位対策 面接で落ちたときには?
まず、面接で落ちる理由は企業により異なります。
例えば、いくらコミュニケーションスキルがあっても、必要と業界知識が乏しいと感じれたら落ちます。
そのため、面接に落ちても、あなた自身を否定されているわけではありません。
むしろ、面接はしっかりと対策しているなら、むしろ落ちてもいいくらいのマインドで挑みましょう。
落ちたくないあまり、焦ったり、自分を良く見せようとしたり、緊張して頭が真っ白になったりしたことはありませんか?
それらはすべて、落ちたくない守りの状態だからです。
面接は自分のアピールの場です。自分を守る場ではありません。
自分らしく、自信をもって、面接官に堂々と正面からぶつかっていきましょう!
(本当にぶつかりにはいかないでください)
3位対策 応募している面接にすべて落ちてしまったときは?
応募している企業の面接がすべて終了した場合は、振り返る絶好のタイミングです。
何を振り返るのか?
もちろん、今までの転職活動の振り返りです。
履歴書や職務経歴書は、企業の求める人材やニーズに合うようにわかりやすく作成したか?
面接は、面接官の質問を理解して回答していたか?
また、困った質問があれば、質問自体の意味を改めて考えて、自分なりの答え方を準備しましたか?
転職活動は、自分が「行きたい!」と思う企業に出会ったときに、しっかりと合格することが目的です。
準備はしすぎてしすぎではありません。
ぜひ、予定がないときには一度しっかりとこれまでを振り返ってみましょう。
2位対策 応募したい企業がなくなったときは?
そもそも、応募したい企業がないのであれば、あなたは何のために転職活動をするのでしょうか?
もし、転職自体に目的になっている場合は、一度自分がなぜ転職をしたいのか、見つめ直す必要があります。
なぜなら、転職自体が目的となっている場合、企業を見る視野が狭まり、焦って自分に合わない企業に転職してしまう可能性があるからです。
この状態が、実は一番、転職エージェントを利用するべきタイミングではありません。
転職エージェントへの登録が心配な方はこちらをチェックしてみてください。
→転職エージェントは使わない方がいい?使わない方がいい人3選と使うべきメリット6つ
1位対策 本命の企業で不採用になったときは?
行きたい企業に不採用になることは、転職活動をする人が、ほぼ全員経験することでしょう。
しかし、冷静に採用人数を考えてみて下さい。
中途入社の採用人数は、一企業に対し、若干名ですよね?
転職エージェントのリクルートエージェントでは、自分が気になる求人に何応募しているか教えてくれるサービスがあります。
人気のある企業なら、応募者は100名を超えています。
その中から内定を勝ち取る必要があるため、そもそも大変なことだったりします。
そのため、不採用になったときに心が折れてしまうのはよくあることです。
しかし、転職活動とは、大変なことだと考えを改める必要があるかもしれません。
転職活動で心が折れそうな時の気持ちの立て直し方

自分の転職の目的を考え直してみる
転職活動は、孤独な戦いです。
そのため、自分のことは自分でなんとかするしかありません。
心が折れそうになった時は、あなたの転職の目的を振り返ってみて下さい。
大変な思いをして、在職中の方は仕事との調整をしてまで、転職したいのですか?
それを思い返してみて下さい。
諦めるくらいなら、そんなに転職する気はなかったかもしれません。
それに、意外と転職しない方が良い場合もあります。
SNSで転職用のアカウントを作る
冒頭で、転職活動は孤独な戦いだとお伝えしました。
何故なら、リアルで転職活動を相談できる人は、限られるか、いないかのどちらかだかです。
しかし、私も実践した、一緒に頑張る人とつながる方法があります。
それは、Twitter等の、SNSの活用です。
特に、匿名投稿できるタイプのSNSであれば、転職活動用のアカウントを作成し、同じように転職活動をしている人たちとつながることができます。
頑張っている、辛い思いをしているのは自分一人ではないと分かりますし、何より励まし合うこともできます。
私も、転職活動で大変な時は、フォロワーさんたちに励ましていただきました。
注意したいのは、身バレしているアカウントで行うことはやめましょう。
うっかり会社の人に見つかる可能性があります。
会社に転職活動がバレたくない方はこちらをチェック!
→在職中の転職活動がかんたんにバレる10の違和感!バレない対策8選を紹介
選考対策を相談できる相手を作る
書類選考や面接は、本当によく落ちます。
特に、転職活動をはじめて間もないころは、コツをつかむまでに時間がかかります。
そんなときに、自分一人で分析・改善を行うことが難しいときもありますよね?
そんな時は、他力本願かもしれませんが、利用できるものは利用しましょう。
特に、転職エージェントへ登録すると、履歴書や職務経歴書等のキャリアシートの添削を、ガッツリやってもらえます。
いわゆる、【戦えるキャリアシート】を作ることができます。
そして、少しずつでも成果が出てくれば、気持ちも立て直せますよ。
登録者のサポートに定評のある転職エージェントのリンクを下記に貼っておきますので、良ければ見てみて下さい。
\一緒に考えてくれる転職エージェント♪/
終わりに

転職活動は終わりが見えないときも多く、諦めてしまう方も多いと思います。
心が折れそうなときもありますが、一番大切なのは前向きにトライ&エラーを繰り返していくことだと思います。
よほどのキャリアを持つびじでない限りは、私のような30代で特別なスキルがない方は転職活動は苦戦します。
特に今はコロナ禍の不況真っ只中。
志望業界の募集倍率も、なかなかのものになっています。
しかも、自分よりも若く優秀なビジネスマンがゴロゴロひしめいています。
でも、自分よりも優秀なビジネスマンと闘うときに忘れてはいけないのは「前向きな気持ち」だと思います。仮にそれしかなくても、自信を持って引っ提げていきましょう!
今の自分に出来ることを考えて、前向きに取り組んでいくことが大切です。
心が折れることがあっても、自分の転職の目的を思い出して、粘り強く転職活動を続けましょう。
転職エージェントに相談しながら、職務経歴書の添削や面接対策、業界やポジションを調べたりと、やれることはたくさんあります。
あなた(と私)の転職活動が良いものになりますように!
こんな記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた!

心が折れてしまうときは、転職のプロに相談してみよう。
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