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【知育】おもちゃの与えすぎはなぜNG?子どもの想像力に影響する理由と与え方を紹介します

我々親は、子どものためと思って、いろんなおもちゃを与えますよね。
特に、知育玩具は子どもの想像力の発達の援助が期待できるため、積極的に買い与えることは多いでしょう。

しかし、子どものためと思ったある行動が、子どもの未来を奪う可能性があることを知っていますか?

今回のテーマは、「おもちゃの与えすぎは子どもにとって悪影響か?」について掘り下げていきます。


結論からお伝えすると、おもちゃの与えすぎは、子どもの想像力にネガティブな影響を及ぼすことが分かっています。


反対に、子どもはおもちゃを通じて、想像力を発達させることができることも分かっています。
子どもにとって良いのなら、どんどん与えてあげたいですよね。

しかし、良かれと思った行動が、逆効果になることもあるのです。

本記事では、なぜおもちゃの与えすぎが子どもにとって良くないのか?について、その理由と対策を紹介します。

私は以前、保育士として乳児クラスの担任として働いていました。
そして今は一児のパパです。
保育の現場や、実際の子育ての経験を活かして、知識や考え方をシェアしていきます。

目次

おもちゃを与える数は少ない方が良い

アメリカのオハイオ州にあるトレド大学の研究チームが、2017年に興味深い研究を行っています。
子どもの遊び方と、一度に与えるおもちゃの数の関係についての研究です。
実験の内容と、結果を紹介しますね。

対象になったのは、36人の1歳6ヶ月(18ヶ月)~2歳6ヶ月(30ヶ月)の乳児たちです。

A『おもちゃの数が16個の部屋』とB『おもちゃの数が4個の部屋』で、一人30分ずつ遊んでもらいます。

子ども達の遊び方を観察した結果、以下のことが明らかになりました。

おもちゃが16個の部屋と4個の部屋で遊んだときの子どもの様子
  • 16個のおもちゃで遊んだとき、おもちゃを次々に取り替えながら遊んだ
  • 4個のおもちゃで遊んだとき、16個のおもちゃで遊ぶときの約2倍の時間、同じおもちゃで遊んだ。
  • 4個のおもちゃで遊んだとき、子どもは、一つのおもちゃの遊び方を工夫している様子があった。

シンプルな研究結果ですが、おもちゃの数を少なく与えることは、子どもの集中力と遊び方に影響していることが分かりますね。

おもちゃの数が少ないときに、子どもは一つのおもちゃで集中して遊び、遊び方を自分で想像することができるのです。

研究チームは、「一度に子どもにおもちゃを与える時は、与えるおもちゃの数を制限するべき」と結論付けています。

おもちゃの与えすぎが影響する7つのこと

上記で紹介したように、おもちゃの数は少ない方がよいことが分かりましたね。
反対に、たくさんのおもちゃを与えたときに、どんな影響がでるのでしょうか?

遊びに集中できる環境ではなくなる

おもちゃがたくさんある環境は、子どもが一つのおもちゃでじっくりと遊ぶ機会を奪っています。
上述の研究結果でも、遊ぶ時間の違いから、明らかでしたよね。

一つのおもちゃでじっくりと遊ぶことができなければ、「集中力」が育ちづらくなります。

子どもは、自分の楽しいと思うことを、繰り返し遊ぶことで、機能や想像力をどんどん発達させていきます。

つまり、子どもが遊びに集中できる環境は、子どもの発達にとって、とても大切なことなのです。

しかし、子どもは、一度にたくさんのおもちゃを与えられると、興味が分散されて、一つのおもちゃで集中できなくなります。
飽きやすくなり、次のおもちゃに手を出すことを繰り返し、没頭して遊ぶことができなくなります。

大人に例えてみると、自分の好きなゲームがたくさん部屋にあったら、一つのゲームに集中することは難しくはありませんか?ゲームで遊んで、少し上手く進めることができないと、そのまま続けてなんとかクリアしようとするのではなく、違うゲームに手を伸ばしてしまう可能性がありますよね。

子どもも大人と同じで、おもちゃがたくさんあるとわかっていると、少し遊び方に困ったら、すぐに次のおもちゃに手を出すことができてしまいます。

そのため、一つのおもちゃに対して、集中して遊ぶ機会を無くし、集中力を奪ってしまうのです。

想像力が育たない

一つのおもちゃで集中して遊べないということは、「想像力」が育つことを阻害してしまうリスクがあります。

一度にたくさんのおもちゃを与えすぎると、子どもは集中して遊べなくなります。
そして、おもちゃに対して遊び方を考えることが少なくなってしまうのです。

反対に、与えられるおもちゃが少なければ、限られたおもちゃでどう遊ぼうか、想像力を働かせるきっかけになります。

知育玩具と呼ばれるおもちゃの目的は、大半は想像力を養うことのはずです。
逆効果になってしまっては、元も子もありません。

我々も子どものころ、「限られたおこずかいで、何を買おうか?」「どんな遊びをしようか?」と想像力を働かせて遊んだことがありますよね?
ある程度限られた状況の方が、想像力を働かせることができるのです。

想像力は、子どもが育てるべき、とても大切な力です。
良かれと思って、たくさん与えたおもちゃが、想像力を育てることを阻んでいるかもしれません。
遊ぶスペースにあるおもちゃが少なければ、自分なりの遊び方を想像しているかもしれませんよね。

おもちゃがたくさんある状態では、貴重な経験を奪っている可能性があります。

解決能力が欠如する

これからの時代は、自分で問題に気が付き、解決していく力が求められます。

いわゆる、与えられた問題を解決する受け身の姿勢ではなく、自分で物事に関わり、さらに良くするために課題を考える力です。

物やサービスであふれている便利な時代だからこそですね。

しかし、自分で物事の問題に気が付くためには、物事をロジカルに考える力が必要です。

思考力は与えられるものではなく、自分で想像し、考えることで身に着けることができます。
一つのおもちゃで集中して遊び、遊び方を想像することは、物事をロジカルに考える思考力を養います。

そのため、おもちゃを与えられすぎて、一つのおもちゃで集中して遊ぶ経験のない場合、思考力が育ちにくくなります。

その結果、自分で問題を解決していくことができなくなり、大人になってから困難に対応する力が弱い大人になってしまいます。

子どもの自主性を阻害する

子どもが自分で考えて遊び、体験したことは、子どもの自主性を育てます。

おもちゃで遊び、考えた通りにできたり、楽しく遊ぶことは、子どもに成功体験を与えてくれます。
成功体験は、「楽しかった」「またやりたい」「次は〇〇してみたい」など、ポジティブな感情を持ちやすくなります。
小さな成功を積み重ねて、子どもは自己肯定感を育みます。

しかし、前向きな感情を経験することが少なければ、自信も身につかず、自主性が育ちません。

子どもに、どんな子に育ってほしいか?というへの質問で「自主的な子」「自己肯定感の強い子」という願いを持つご家庭は多いでしょう。

おもちゃの与えすぎは、結果として逆効果になる可能性があります。

ガマンができなくなる

子どもは、おもちゃがあることが当たり前だと感じると、集中せずに遊んで、おもちゃをどんどん取り替えるようになると前述しました。
それだけではなく、欲しいものを苦労せずに手に入れられると知ってしまうと、ガマンができなくなってしまいます。

おもちゃに飽きたら、すぐに別のおもちゃを買ってもらえると子どもが感じてしまうことは良くありません。
今遊んでいるおもちゃに飽きたからと言って、すぐに新しいおもちゃを与えてしまうのはやめましょう。

欲しいものがなければ、「何かで代用してみよう」「どうにかして買ってもらうには?」など、子どもなりに想像力を働かせて、行動します。

ガマンをさせること自体が目的ではありませんが、子どもの想像力を奪うことに加えて、子どもがガマンを覚える機会を奪ってしまうことにもつながります。

片付かない環境を作りやすい

おもちゃが必要以上にたくさんあると、散らかりやすくなり、片付けをする習慣が身に付きにくくなります。
子どもにとっては、散らかすこともある意味遊びです。

しかし、必要以上に散らかりやすい環境では、子どもが片付けの習慣を身に着けることが難しくなります。

あなたは、子どもの目線で部屋を見たことはありますか?
子どもの目線で前を見た時に、必要以上におもちゃが出ていると、目移りしてしまい、次々におもちゃを取り替えて遊ぶことになります。
するとすぐに部屋が散らかってしまい、親も片付けをすることが嫌になってしまいます。

しかし、おもちゃが少ない環境だと、大人も一緒に片付けをすることができます。

部屋が散らかっている環境では、物を片付ける習慣が身に付きにくくなるため、片付けしやすい環境を作りましょう

親のストレスの原因になる

おもちゃをたくさん与えると、よくない影響があるのは子どもだけではありません。
大人も、片付かない環境や、集中して遊ばない子どもに対しイライラしてしまうかもしれません。

子どもは、大人の感情に敏感です。

大人がイライラすることで、子どもにも感情が伝わり、不安な気持ちになってしまいます。

子どものストレスの原因になる

子どもは、自分で上手く遊べないと、ストレスを感じるようになります。

普段から集中する習慣のない子どもは、少しでも難しく感じたり、やりたいことができないと癇癪を起こしやすくなります。
また、保育園や幼稚園名での集団生活で遊ぶときに、自分一人で遊べない子どもは、他の子どもの遊びを邪魔することもあります。

自分で集中して遊べない子どもは、遊べないこと自体がストレスになってしまうのです。

集団の中で上手く遊べないときは、他のこの遊びを邪魔する行動にもつながります。
子ども同士のコミュニケーションを阻害する原因にもなってしまいます。

対策はかんたん!おもちゃを与えすぎないだけ

おもちゃをたくさん与えすぎると、子どもにとって大切な成長の機会を奪ってしまうかもしれないことを説明しました。
しかし、子どもが喜びそうな物を見つけるとすぐに買ってしまうこともありますよね?
本章では、子どもに必要な環境を作るために、どんな考え方やルールがあるのか紹介します。

おもちゃを購入するときに理由を考える

子どもにおもちゃを購入するときに、しっかりと理由を考えたことはありますか?
単に、子どもの好きなキャラクターだからというわけではなく、おもちゃ自体が子どものどんな成長に対して必要なのか?

おもちゃを購入するときに、子どものがおもちゃで遊んでいた様子を、思い浮かべてみて下さい。

買ってあげた時に、一時的に喜んだけど、すぐに遊ばなくなったおもちゃはありませんか?

子どもの発達をよく知り、どんな経験をしてほしいのかを想像し、考えて購入しましょう。

部屋で遊ぶおもちゃのルールを決める

部屋に出すおもちゃの種類や数のルールを決めましょう。
例えば、ブロックのようなおもちゃばかりがあっても、同じような遊びしかできませんよね?

おもちゃの与え方はバランスが大切です。
子どもの目線で見た時に、どの場所にどのおもちゃを置くかを決めることも大切です。

意外に子どもの目線で見ると、すぐに気が散るものが近くにあったり、ママがすぐに見えないと不安という子どももいるからです。

この時に、少しずつおもちゃを出して、子どもの遊ぶ様子を見ながら増やしていく方法がおすすめですよ。

親も一緒におもちゃで遊ぶ

保育士の経験から、一番おすすめのおもちゃの与え方です。
おもちゃを与える時は、遊びを子どもに任せきりにせず、大人も一緒に遊んでみて下さい。

この時におすすめなのは、子どもの遊びを見ているだけではなく、大人も一度本気で遊んでみることです。
子どもは、親が楽しそうに遊んでいる姿を見ています。

「楽しそうに遊んでる!遊んでみたい!」とおもちゃに関心を持ち、集中するきっかけになります。


また、遊び方が想像力を必要とする、積み木や知育玩具の場合は、少し遊び方を見せてあげることは効果的です。
私は、よいおもちゃは大人が遊んでも楽しいと考えています。
大人もいろいろな遊び方を試して、子どもに遊び方を見せてあげたり、楽しい気持ちを共有しましょう。
そうすることで、親子で楽しく遊ぶことができます。


遊びを通じて、コミュニケーションをとる方法を学ぶこともできます。

おもちゃの種類を厳選する

おもちゃの数が少ない方がいいからと言って、必要以上に少なくしてしまうことは、遊ぶ環境ではなくなってしまいます。
おもちゃの種類と遊び方を理解したうえで、必要なおもちゃを与えましょう。


例えば、ブロック、積み木、パズル、お絵かき用のボード、人形などは、それぞれおもちゃとしての役割が異なります。
そのため、複数出ていても、問題ありません。
しかし、違う種類のブロックがたくさん出ていても、種類が違うため、それぞれをつなげて遊ぶことができません。

同じ種類のおもちゃの数を増やす場合は、同じおもちゃの数を増やすことがおすすめです。


例えば、同じブロックの数を増やすことで、たくさんつなげられるようになり、満足するまでつなげる遊びができるようになります。

おもちゃの数を少なくすることは目的ではなく、遊びに集中する環境を作るための手段です。


必要なおもちゃは、種類を増やすのではなく、さまざまな遊びができるように同じおもちゃ自体の数を増やしてあげましょう。

プレゼントをもらうときは要注意

ママパパが与えるおもちゃの数に気を付けても、プレゼントで方針と合わないおもちゃをもらうことがあります。

おじいちゃんおばあちゃんは、孫がかわいく、おもちゃを買ってあげたくなるのでしょう。

本当に方針が異なる場合は、しっかりと教育方針を伝えるべきですね。

しかし、おじいちゃんおばあちゃんも、子どのために良かれと思って買ってくれています。

その気持ちには、感謝をしましょう。

どうしても何かを買ってあげたそうなときは、おもちゃではなく、服や必需品を買ってもらうにお願いしてはいかがでしょうか?

おもちゃを与えるときに気を付けることは?

おもちゃの数に気を付けて、与えすぎないようにする大切さがお分かりいただけましたか?
本章では、実際におもちゃを与える時に気を付けることを紹介します。

遊び方の自由度が高いおもちゃを与える

子どもに与えるおもちゃは、自由度の高いおもちゃがおすすめです。
ブロックやチェーンリング、積み木などは、子どもが想像力を働かせながら遊べる自由度の高いおもちゃです。

反面、自由度が高くないおもちゃは、パズルなどの結果の同じおもちゃです。

パズルは、形の認知を育てる大切なおもちゃですが、形を合わせることが目的のおもちゃで、遊び方が限定されています。
パズルの遊び方って、「できた、できない」が結果にですよね?
想像してみると、パズルばかりの部屋は、頭が痛くなりませんか?

子どもも同じように感じます。

しかし、自由度が高いおもちゃは、遊び方に正解がありません。
ブロックなら、つなげる形を考えるとうの遊ぶこと自体が、楽しいのです。
そのため、自由度の高いおもちゃの方が集中して長時間遊ぶことができます。

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コスパ最強の知育おもちゃ!?0、1、2歳のチェーンリングの遊び方と魅力を徹底紹介

子どもが安心して遊べる場所を作る

子どもにとって、遊ぶ場所は重要なポイントです。子どもが安心して遊べる空間を作ることは大切です。

子どもの姿をよく観察すると、子どもがよく通る導線(行動するルート)があることが分かります。
大人の姿がすぐ見える場所、少し隠れることができる場所など、子どもが好む場所があるのです。

保育園では、こうした空間を意図して作ることで、子どもが集中して遊ぶことのできる空間を作ります。
子どもは、集中して遊ぶとふらふら歩き回ったりもします。
そのときに、ふらふら歩く導線におもちゃがあっても、散らかるだけになってしまいます。

子どもの姿をよく見て、おもちゃを置く場所を考えてみて下さい。

遊ばなくなったおもちゃは見えないところへしまう

子どもの発達や性格により、遊ばないおもちゃが出てきます。

遊ばれなくなったおもちゃは、子どもの見えないところへしまってください。

飽きてしまっているおもちゃでは、集中して遊べませんし、散らかる原因になります。

遊びにはメリハリが大切です。

子どもの様子で、タイミングをみて出してあげるなど工夫をすると、また集中して遊ぶことができます。

使わなくなったおもちゃはフリマサイト等で売る

せっかく購入して与えても、子どもが全く興味を示さないおもちゃもあります。
この辺りは、子どもの性格にもよります。
しかし、子どもが遊ばず、ある程度状態がきれいなら、フリマサイトや中古ショップで売却しましょう。


上述しましたが、遊ばないおもちゃをおいていても、悪影響になるかもしれません。
フリマサイトを利用する場合は、メルカリがおすすめです。

子どもの遊びの見直し

保育園や幼稚園は、子どもが楽しく遊べるように定期的に遊びの空間を見直します。
子どもに遊んでほしいおもちゃの種類、テーマを計画し、遊びの空間を提供するのです。


しかし、家庭で同じように計画を行うことは難しいですよね。
そこで、月に1回程度、子どもの遊び方を見直してみることをおすすめします。


方法は、与えているおもちゃで、どう遊んでいたかを振り返ってみるのです


「毎日のように遊んでいる」、「あまり関心を示さない」、「うまく遊べず散らかるだけ」など、おもちゃごとに評価が変わってきます。

大人も一緒に遊んでみて、子どもの遊びを見てみてもいいですね。

月ごとに、子どもがどんな遊びを楽しんでいるのか?を振り返り、与えるおもちゃを選んでみて下さい。

まとめ:おもちゃの与えすぎは子どもの未来を奪う

おもちゃの与えすぎは、子どもにとってネガティブな影響を与えてしまうことがお判りいただけましたか?

子どものうちに、想像力などの大切な力を育てることができなければ、子どもの未来にネガティブな影響がでるかもしれません。



子どもが大きくなる頃には、社会はもっと変化しています。
生きていくうえで必要な能力は、今よりも厳しく求められるかもしれません。
想像力や思考力、自主性は、どんな社会で生きていくうえでも、必ず必要になります。


「おもちゃの与え方一つで大げさな」と思われるかもしれません。


しかし、子どものために大人がしっかりおもちゃの与え方を考えてあげることで、子どもの未来が充実する可能性はあります。

この機に、部屋のおもちゃを見直してみてはいかがですか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それではまた!




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この記事を書いた人

営業職をしている30代の会社員です。
当ブログでは、仕事、転職、子育てについて経験や勉強したことを発信していきます。
よければ、お役立てください。

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