どこの職場にも、仕事ができない人がいますよね。
そんな人をよく見ていると、様々な面でだらしなかったり、整理ができていないことが分かります。
例えば、必要な書類を提出してと言って、なかなか提出がないため、催促をしました。
すると、デスクの上の山になっている書類から探すのです。
「なんですぐに整理しないのかな。。」
と疑問に感じてしまいますが、それもそのはず。
本人は、だらしないことに気が付いていないからです。
しかし、時間のムダ、スペースのムダということは周囲からみると周知の事実です。
一事が万事とは言いますが、このようなだらしない人は、他の面においても整理できなかったり、だらしないことが見られます。
本記事は、私が職場や取引先で見た人たちで特にだらしなかった人たちの特徴をつづっていきます。
仕事できないおじさんの特徴と対策5選!職場でイライラするけどそれは未来の自分?

整理できないだらしない人の特徴
仕事ができない人を観察した結果、以下の特徴があることが分かりました。
あなたの職場にも、こんなだらしない人はいませんか?
デスクの整理ができない
自分が使うデスクが、一目で整理できない状態であることが多いです。
山になった書類、期限切れの書類、なぜかむき出しで出ているクリップ(何かの書類から外してそのままなのでしょう)、そのそも拭き掃除ができないからほこりがたまっている。。。
だらしがない人だと一目でバレてしまうのが、この整理されていないデスクです。
PCのフォルダ整理ができていない
デスクトップに、埋まるくらいのフォルダが敷き詰められている様子を見たことありますか?
結構、気持ちが悪いのですが。
本人に、「このフォルダ必要?」と聞くと、大抵「もういらないやつ」というのですが、一向に整理する様子がありません。
そのため、必要なデータを出すときに、大抵「あれ?あのデータどこにあったっけ?」と言って探しています。
デスクの整理ができない人と同じですが、目に見えるところを整理できていません。
身なりがだらしない

ビジネスマンは清潔感が命です。
いえ、命とまでは言いませんが、最低限の清潔感はビジネスマンにとって必要なことはいうまでもありません。
私は身なりがだらしない人で、仕事ができている人を見たことがありません。
よれよれのスーツ、首や脇に染みのついたワイシャツ、ボロボロの名刺入れやカバンのまま仕事をしている人がいます。
こんなだらしない身なりでは、取引先でなくて、同じ社内の人間からの信頼も落とします。
そもそも、近くで話をしたくない、と思われてしまう恐れもあります。
スケジュールがだらしない
仕事ができない人は、スケジュールや時間にだらしないです。
予定をたてることが苦手で、当日の予定もどうしようかというように、場当たり的に考えています。
よほどの天才でない限り、場当たり的な行動ばかりでは、成果を上げることはできません。
しかし、成果が上がっていない人たちのスケジュールを見ると、ガラガラなことがよくあります。
予定がパンパンだから良いわけではありませんが、自分で予定をたてることが苦手だと分かります。
話し方がだらしない
結論から話さない、具体的にはなさない、質問に答えない、など、だらしない人は話し方もだらしないです。
普段から考えて行動することが苦手な、だらしない人は、あまり考えての仕事をしていません。いざ、言語化してというときに、非常に困っています。
その結果、聞いていることに答えられない、説明がトンチンカンになってしまうということが起こります。
仕事の整理ができずに貯める
仕事ができない人は、まず仕事を貯めます。
「明日でいいや」「後でまとめてやろう」という考えのため、どんどん仕事がたまっていき、その瞬間にやるべき業務に専念できないことになります。
いつもやるようなルーティンの事務処理はサッと終わらせて、やるべきことに取り組む必要がありますが、だらしない人は、それすらも後回しにして貯めます。
だらしないと言われないためにすぐにできる整理と対策
これを読んでいるあなたは、だらしない人ではないでしょう。
だらしない人は、その自覚もないですから。
しかし、あなたが仕事に追われて整理が追いついてないときは、一つでも参考にしてみて下さい。
デスクの整理
基本、デスクの上には何も置かないようにしてみて下さい。
だらしない人は、デスクの上に、少しでも物が置いてあると、すぐにあれもこれもと、物を置き続けます。
その結果、山積みのデスクが出来上がるのです。
「え!?この書類は必要でしょ?」なんて声をよく聞きますが、その書類が必要な時間より使わない時間の方が多いですよね?
でしたら、ファイリングして、デスクの中にしまうべきです。
最近流行りのフリーアドレスの場合は、共有の保管場所にしまいましょう。
実際、私も会社から出る時には、デスクの上には何も置きませんが、特段困ったことはありません。
デスクの上を整理して何も置かないのは、頭をスッキリする意味でもおすすめです。
能率も上がりますし、すぐにできるので、デスクに物を置くことが常態化している方はすぐに試してみて下さい。
清潔感のある服装を心がける
最低限、清潔感のある身なりを整えましょう。
誤解してほしくないのですが、おしゃれになる必要はありません。
また、高いスーツを買うということでもありません。
最低限の清潔感を手に入れるために必要なことは下記のとおりです。
- シワのないスーツを着る
- 染みのないワイシャツを着る
- 体臭には対策のメンズ用制汗剤を使用する
- ひげ、頭髪は整える
- カバンや名刺入れはくたびれたものは使わない
どうです?簡単なことばかりですよね?
高級な物を買う必要はありません。
身なりを整えれば、自然と清潔感が出ます。
清潔感が増せば、印象は一気に変わりますよ。
スケジュールの整理をする
一か月先の予定まで手帳がすかすか、なんて方がいますよね?
その場合は、やるべきことを手帳に書いていきましょう。
やるべきことは簡単なことで構いません。
言語化し、書くことで、頭の中を整理するのです。
- 営業
- 営業の資料作り
- 事務処理
- チームメンバーへ案件の共有
等、置かれてる立場により内容は異なるでしょうが、こんな当たり前のことでも手帳に書き出してみて下さい。
やることが分かり、そのためにどんな行動をするべきか、考える必要が出てきます。
考えることができれば、後はそれをひたすら繰り返すことで、考える力を養っていきます。
相手へ伝えることを考える
相手に何かを伝える時は、相手が欲していることを伝えましょう。
だらしない人の話し方の特徴で、はぐらかす、結論から言わない、質問に答えないということがあります。
しかし、本人の意図していない場合もあるんです。
例えば、上司が「頼んでた書類作れた?」と質問したとき、だらしない人は「今、必要なことを調べています」のように、答えます。
おわかりでしょうか?
答えていませんよね?
本来なら、答えるべきことは「はい」か「いいえ」です。
しかし、だらしない人や整理できない人はなぜか言い訳から入るため、相手が知りたいことを答えません。その結果、相手は知りたい回答をもらえないことから、仕事ができない人なんだと認識します。
こんなことにならないように、相手がどんなことを質問しているのか、よく聞きましょう。
シンプルに伝えることで、内容が簡潔に伝わりましょう。
言い訳をして、「そうか!しょうがないな!」なんて言ってくれる上司はいませんからね。
事務処理は手早くやってしまう
毎日決まっているような事務処理や、やればすぐに終わる事務処理はサッと終わらせましょう。
だらしない人は、後回しにした結果、後で大変な量になっている事務処理を頑張って終わらせることになります。
しかし、それを頑張ったところで、だれも評価してくれません。
常に、必要なことに注力できるようにルーティンの事務処理はサッと終わらせましょう。
そして、成果を上げたほうが、評価は上がります。
あなたにとって、どちらが良いのか?
考えて行動しましょう。
おわりに
仕事ができない人は整理ができない
仕事ができない人はだらしない
整理すれば、能率が上がる
整理できない=仕事ができない人ということでまとめてきました。
私が出会ってきた方々を参考にしているため、全てが当てはまる方はいないでしょう。
しかし、一点でも当てはまっている場合は、せっかく仕事ができるのに、周囲からの評価を落とす場合があります。
少しでも自分がだらしないなと思っている方は、周囲の整理をしてみて下さい。
頭がすっきりして、集中できるようになるかもしれません。
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
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